ドンキnews|8月既存店ドンキ1.1%増・ユニー2.7%増/夏需商品好調

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、大原孝治社長:旧(株)ドンキホーテホールディングス)が、事業会社の8月業績を報告した。

■(株)ドン・キホーテ
既存店302店舗の売上高は101.1%、客数102.8%、客単価98.3%。全店ベース323店舗の売上高は103.5%。

8月の天候は、前半が高気圧に覆われて厳しい暑さとなった。月後半は雨天が続き、局地的に大雨となる地域もあった。

販売動向を商品部門別に見ていこう。
「家電製品」では、モバイル扇風機を牽引役とした季節家電が好調だった。POSAカードも貢献した。

「日用雑貨品」では、日焼け止めや制汗剤などの夏物消耗品が高い売上げ高を記録した。夏用の敷きパッドなどの寝具も堅調だった。

「食品」では、気温の上昇に伴ってドリンク類や氷菓などが好調に推移した。日配品や酒類も安定的に売上げに寄与した。

「時計・ファッション用品」では、インナーやカジュアルウェアをはじめとする衣料品が順調に推移した。時計やブランド商品は不振だった。

「スポーツ・レジャー用品」では、カー用品や日本の土産品などのバラエティ雑貨が貢献した。

9月度の新規出店は19日(木)、栃木県栃木市に「ドン・キホーテ栃木平柳店」を、27日(金)、徳島県徳島市に「MEGAドン・キホーテ徳島店」を徳島県1号店としてオープンする予定だ。

■ユニー(株)
既存店166店舗の売上高は102.7%、客数101.1%、客単価101.6%。全店ベース172店舗の売上高は93.4%。

8月度は、夏物需要に取り込んだ「衣料品」「住居関連品」が好調で、とくに「衣料品」は2ケタ増となった。また「食品」も前年超えとなるなど、すべてのカテゴリーが順調に進捗した。

商品別では「衣料品」は、カットソーやハーフパンツ、帽子や日傘、水着などの夏物商品が好調だった。とくに女性向けの実用下着を中心にインナー用品全般が高い伸びを示した。

「住居関連品」は、夏向け敷きパッドなどの寝具、扇風機などの家電、アウトドア用品、タオル、殺虫剤など、夏物商品の売上げが伸びた。

「食品」は、鮮魚・精肉などの生鮮食品、飲料や菓子などの加工食品が堅調に推移した。

■UDリテール(株)
8月度はダブルネーム業態転換店を1店舗開店した。8月6日(火)に静岡県浜松市に「MEGAドン・キホーテUNY 浜松泉町店」をオープンした。

9月度は9⽉3⽇に三重県名張市に「アピタ名張店」を、9月下旬には愛知県知多郡に「ピアゴ武豊店」をオープンする。どちらも「MEGAドンキホーテ」フォーマットになる。

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