U.S.M.H news|8月売上高589億円1.2%減、既存店1.7%減

(株)マルエツ、(株)カスミ、マックスバリュ関東(株)で構成されるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長、略称U.S.M.H)の8月売上高は588億8900万円の前年同月比98.8%だった。既存店売上高は98.3%。客数が98.7%、客単価も99.6%と前年を超えず。

(株)マルエツの売上高は310億7600万円で前年対比99.2%。既存店売上高は98.4%。

(株)カスミは242億2100万円の98.3%。既存店売上高は96.4%。

マックスバリュ関東(株)は35億9300万円で98.9%。既存店売上高は101.6%と唯一前年をクリアしている。

7月は天候要因から軒並み前年割れを起こすほどスーパーマーケットは苦戦した。しかし8月は前半の猛暑もあって、回復基調を見せた企業が多かった。そのなかで、マルエツとカスミは客数、客単価ともに前年を割った。

そして3~8月の上半期の業績も出揃った。

U.S.M.H全体では、3450億1200万円、前年同期比98.8%と1.2ポイント下がった。既存店は客数97.9%、客単価100.2%となり売上高は98.1%。

マルエツは1845億7300万円の前年同期比99.1%。既存店は98.3%。

カスミは1389億2800万円で98.3%。既存店は97.4%。

マックスバリュ関東は215億1100万円で99.3%。既存店100.9%。

消費増税を控え、生活防衛意識が高まる9月に向けて、マルエツはさらに価格を打ち出す戦略を採っている。しかし首都圏を中心とするU.S.M.Hグループにとって、台風15号がもたらした大規模停電や断水は9月営業の大きな減速要因になる。下半期は厳しいスタートになりそうだ。

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