エディオンnews|第2Q売上高3967億円12.6%増・経常利益7.7%増
(株)エディオン(大阪市北区、久保充誉会長兼社長)は、2020年3月期の第2四半期決算を発表した。
上期の売上高は3967億3600万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は107億6100万円(1.2%)、経常利益119億2200万円(7.7%)、純利益92億6400万円(29.9%)の増収増益だった。
営業利益率は2.7%、経常利益率は3.0%。
消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響などにより、テレビ・洗濯機などが好調だった。冷蔵庫やパソコンなども堅調に推移した。一方で梅雨明けが遅くなったことなどから、季節商品はほぼ前年並みとなった。
営業面では、多様化するライフスタイルに対応するため、「d払い」や「PayPay」をはじめとした各種モバイルペイメントの取り扱いを増やした。同様にシェアリングエコノミー市場が拡大するなか、新しい試みとして「エディオンレタルサービス」を開始した。まずはエアコンを対象にサービスを提供し、お客のニーズに合わせて対象商品を拡大する予定だ。
またリフォーム分野では、新しく導入したエディオンオリジナル塗料「ロイヤルeコートF」が好調に推移しており、外壁塗装リフォームが大きく伸長した。
店舗は、家電直営店として「エディオンイオンモール橿原店(奈良県)」と「エディオンなんば本店(大阪府)」の2店舗を新設オープン、「エディオン広島本店(広島県)」を建替オープンし、5店舗を閉鎖した。非家電直営店は1店舗を新設し、4店舗を閉鎖した。またフランチャイズ店舗は2店の純増となった。これにより9月末店舗数は、フランチャイズ店舗757店舗を含めて1187店舗となった。