良品計画news|10月既存店6.2%増/低糖質シリーズ菓子好調で食品35%増
(株)良品計画(東京都豊島区、松崎暁社長)の10月は、直営既存店が客数114.8%、客単価92.5%で売上高は106.2%だった。部門別では、衣服・雑貨105.4%、生活雑貨102.0%、食品135.1%と、食品が大きく伸長した。
新店を含む直営全店ベースでは客数は123.3%、客単価92.4%となり売上高は114.0%。衣服・雑貨113.8%、生活雑貨108.2%、食品149.3%と、既存店同様、食品の伸び率が高かった。
そして「直営店頭売上高+ネットストア+卸売高」の国内売上高は110.8%となった。
10月は例年よりも気温が高く、また台風や大雨の影響による営業の短縮や休業も発生した。そこで月末に追加で「無印良品週間」を開催し、売上げの底上げを図った。
衣服・雑貨では主力商品の「綿フランネルスタンドカラーシャツ」やウールシルクのニットが伸長した。生活雑貨ではベッド、ソファなど大型商品が、9月の駆け込み需要の反動によって売上げが伸び悩んだが、毛布や布団、キッチン用品、スタンドファイルボックスの売上増によって下支えされた。食品は月後半にテレビ番組で紹介されたカレーや低糖質シリーズの菓子が大きく売上げを伸ばした。
10月4日(金)には、静岡県のららぽーと沼津に、10月25日(金)には千葉県のテラスモール松戸に出店している。