PLANT news|第1Q売上高223億円5.0%増も営業・経常損失
(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田佳史社長)が2020年9月期の第1四半期の業績を発表した。
売上高222億8100万円(前年同期比5.0%増)、営業損失6300万円(前年同四半期は営業利益7400万円)、経常損失1500万円(前年同四半期は経常利益11800万円)、四半期純損失100万円(前年同四半期は四半期純利益5900万円)と大変な危機だ。なお売上総利益は44億9100万円(前年同四半期比7.3%増)確保できた。売上総利益率は20.2%である。
同社は中長期経営方針である「スーパーセンター業態の社会的認知の実現」を遂行すると同時に、収益改善を最重要課題として「売上高回復策」「粗利改善策」「経費削減策」の3つの施策に積極的に取り組んでいる。
この第1四半期期間においては、売上高回復策として、競合との差別化を図るべく、プライベートブランド(PB)の開発を強化している。本部組織改革により専門部署を創設し、ファッションを中心としたPB「太郎と花子」を立ち上げて、販売を開始した。現在、他部門のPB商品開発も進めている。
粗利益改善策としては、商品構成の見直しや、バイヤーの交渉力強化を継続して行っている。経費削減策としては、各種経費の徹底的な見直しに邁進している。