ダイイチnews|第1Q売上高110億円3.4%増・経常利益5.2%減・純利益8割増
(株)ダイイチ(北海道帯広市、鈴木達雄社長)の2020年9月期の第1四半期の業績が発表された。
第1四半期の売上高は110億2800万円で前年同期比3.4%増、営業利益は5億8500万円(4.8%増)、経常利益は5億8900万円(5.2%増)となり、さらに純利益は3億9700万円(75.6%増)の増収増益となった。
営業利益率、経常利益率はともに5.3%。
消費税増税に伴い、キャッシュレス還元制度への対応や商品の一部に反動減が見られたものの、ポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場づくりなどにより、総じて堅調に推移した。
地域貢献活動の一環として、高齢者や身体の不自由な人々に商品を届ける「移動スーパー(とくし丸)」事業は、12月末で合計8号車となった。新規出店および退店等はなかった。
イトーヨーカ堂との協働については、セブンプレミアム商品の取り組み強化と帯広地区および旭川地区における共同販促の更なる推進に努めた。また、セブン&アイグループのスーパーセクターで構成するスーパーマーケット連絡協議会を「白樺店(帯広ブロック)」で開催し、店舗クリニックと意見交換会によるシナジーの共有化を図った。
地域別の売上高は、帯広ブロックは48憶3900万円(4.5%増)、旭川ブロックは34憶6700万円(3.2%増)、札幌ブロックは27憶1800万円(2.0%増)であった。