高島屋news|1月既存店売上高2.7%減/暖冬の影響により4カ月連続減収

()高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)の1月度の既存店売上げは、高島屋単体13店舗が前年同月比2.7%減、国内百貨店4店舗を含む17店舗も2.7%減となった。

1月度の店頭売上げは、暖冬の影響による衣料品、季節商材の苦戦や、消費増税前の駆け込み需要の反動などにより、 前年実績を下回った。 免税売上げは、前年は2月だった春節が今年は1月になった影響で、前年比11.1%増となった。ただし春節期間対比 (本年124日から30日、前年24日から10)で見ると同14.7%減だ。新型コロナウイルスの影響でインバウンド客が減少しているのが大きい。

17店舗ベースの商品別売上げでは、特選衣料雑貨、食料品が前年比プラスとなった。

店舗別売上げでは、京都店1.0%増、新宿店5.0%減、横浜店5.0%減、日本橋店1.2%増、大阪店0.1%増だった。大型店では大阪店・日本橋店が、地方郊外店では高崎店(1.0%増)が前年実績を上回った。

地方郊外店でも、泉北店5.4%減、米子店9.6%減、港南台店9.3%減、大宮店14.0%減、岐阜店4.8%減、玉川店5.5%減、立川店3.9%減、岡山店0.3%減、堺店0.6%減、柏店4.8%減と、高崎店以外は全店が前年比マイナスとなっている。

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