ワークマンnews|第1Q売上高364億円26.3%・経常利益28.9%の大増収増益

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)が2021年3月期第1四半期の決算を発表した。

4月1日~6月30日の売上高は364億4300万円(前年同期比26.3%増)、営業利益は61億6300万円(30.5%増)、経常利益は65億3500万円(28.9%増)、そして純利益は41億6000万円(30.4%増)の二桁増収・二桁増益だ。

営業利益率は22.9%、経常利益率は24.6%。

商品では、デザイン、機能、価格で訴求力を高めたPB(プライベートブランド)商品の開発に注力した。ランニングシューズ市場で話題の高反発ソールを用いた「アスレシューズハイバウンス(税込み1900円)」や、女性向けのハイストレッチUVアクトワンピース(1500円)」など、同社ならではの機能性と低価格を実現した新商品を開発し、客層拡大に貢献した。また、法人向けワーキングウエア「G-NEXTシリーズ」ではカラー、スタイルを追加し、競合他社との差別化、既存顧客の囲い込みを図った。これによりPB商品は1170アイテムとなり、チェーン全店における売上高構成比は56.2%で前年同期比10.3ポイント上昇した。

販売では、新型コロナウイルス感染症の感染防止策として、折込みチラシなどの販促活動を自粛する一方で、Click&Collect型自社通販サイトのリニューアルを行い、選びやすさ、使いやすさなどお客の利便性を高めてEC販売を強化した。

店舗展開では、ワークマンプラスを路面店へ7店舗、ショッピングセンターへ1店舗出店した。一方で、既存店29店舗をワークマンプラスに改装した。

6月30日時点の営業店舗数は、フランチャイズ店舗が前期末より5店舗減少して829店舗となり、直営店が13店舗増加して47店舗となった。46都道府県下に合計876店舗(ワークマンプラス212店舗)を展開している。

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