AOKInews|第2Q売上高560億円32%減の赤字/コロナでスーツ需要減少

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、青木彰宏社長)の2021年3月期第2四半期は、売上高が559億5200万円(前年同期比32.4%減)、営業損失118億8500万円(前年同期は3億7700万円の営業利益)、経常損失123億9700万円(前年同期は4億9600万円の経常損失)、四半期純損失96億6100万円(前年同期は9億8800万円の四半期純損失)。コロナ禍によって、損失はさらに広がった。

AOKIホールディングスの中心的事業であるファッション事業は、売上高が314億8000万円(26.1%減)、営業損失は47億9700万円(前年同期は13億7700万円の営業損失)。

在宅勤務の広がりや外出自粛の長期化、冠婚葬祭の縮小によってスーツ・フォーマルの重衣料が苦戦した。オンライン上でスタイリング提案を行う「STAFF START」やORIHICAではオンラインショップで購入した商品の「店舗受け取りサービス」を開始するなどECを強化したが、損失は拡大した。ORIHICAは3店舗を出店し2店舗を退店。AOKIは退店が5店舗。で9月末の店舗数は634店舗。

結婚式や披露宴を事業とするアニヴェルセル・ブライダル事業は、売上高が16億7900万円(85.1%減)、営業損失は26億4000万円(前年同期は3400万円の営業損失)。エンターテインメント事業も売上高221億5600万円(21.8%減)、営業損失49億8400万円(前年同期は14億2700万円の営業利益)。

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