セブン&アイnews|10月既存店セブン-イレブン6.0%減/ヨーカ堂6.9%増

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の10月の営業成績を公開した。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は94.0%。客数は90.2%と9月を下回った。客単価は104.2%と前年を上回ったが、客数の減少を補うには至らなかった。チェーン全体でも96.0%と前年を下回った。店舗数は2万0941店。

7-Eleven, Inc.の米国内既存店の商品売上高は102.8%。チェーン全体では、商品売上げは105.8%と好調だったが、ガソリン売上げが78.8%となり、総売上高は92.1%と前年を下回った。

(株)イトーヨーカ堂の既存店総売上高(SC計)は106.9%と前年同月を6.9ポイント上回った。商品売上高は106.6%。客数100.4%、客単価106.2%ともに前年を上回った。テナント売上げも107.2%と好調だった。また全店ベースでは商品売上高が99.8%、テナント他が104.1%で総売上高は101.0%となった。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は105.4%。客数は97.8%、客単価が107.8%と、まとめ買いの傾向が続く。全店ベースでは106.5%。スーパーマーケットは好調を維持している。

百貨店も外食も徐々に回復傾向が見られる。(株)そごう・西武は既存店の売上高が106.2%、全店ベースでは98.1%。デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズの既存店は89.1%、客数81.4%、客単価109.5%、全店ベースでは90.3%。

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