アスクルnews|第3Q売上高2869億円20.1%減・経常損失140億円
(株)アスクル(東京都江東区、吉岡晃社長)が2026年5月期の第3四半期決算を発表した。
2025年5月21日~2026年2月20日の連結業績は、売上高2868億7700万円(前年同期比20.1%減)、営業損失124億8400万円(前年同期は営業利益98億1000万円)、経常損失139億9300万円(前年同期は経常利益96億5600万円)、四半期純損失140億2000万円(前年同期は四半期純利益61億1000万円)で、赤字決算となった。

eコマース事業は、売上高2817億3900万円(20.1%減)、営業損失114億9000万円(前年同期は営業利益99億5600万円)。
eコマース事業については、従来「BtoB事業」と「BtoC事業」に区分して売上高の開示をしていたが、より経営実態に即した開示への見直しを行い、2025年5月期の第1四半期連結会計期間から「ASKUL事業」「LOHACO事業」「グループ会社・内部取引消去」の区分に変更している。「ASKUL事業」はBtoB事業、「LOHACO事業」はBtoC事業、「グループ会社・内部取引消去」は、BtoB事業とBtoC事業の両事業になる。
BtoB事業の「ASKUL事業」は、売上高2022億2000万円(24.4%減)。システム障害の発生を受け、同社WEBサイト「ASKUL」と「ソロエルアリーナ」の注文の受付を一時的に停止したことが影響した。システム障害発生直後の11月度 (2025年10月21日~2025年11月20日まで) は前年同月度比94.5%減まで落ち込んだが、迅速に物流システムを再構築して順次サービス復旧を進めたことにより、2月度 (2026年1月21日~2026年2月20日まで) では前年同月度比20.6%減まで回復した。
BtoC事業の「LOHACO事業」は、売上高184億5600万円(32.8%減)。システム障害の発生を受け同社WEBサイト「LOHACO」を一時的に停止したことが影響した。2026年1月20日にサービスを再開し、2月度では前年同月度比22.9%減まで回復した。
BtoB事業とBtoC事業の「グループ会社・内部取引消去」は、売上高610億6300万円(5.8%増)。(株)アルファパーチェスの売上高が堅調に推移した。
営業損失は114億9000万円 (前年同期は営業利益99億5600万円) となった。おもに、売上総利益率が23.6%と前年同期比で1.0ポイント低下したこと、売上高販管費比率が27.6%と前年同期比で5.9ポイント増加したことによるもの。
ロジスティクス事業は、売上高46億0500万円(21.6%減)、営業損失は9億6300万円(前年同期は営業損失1億8100万円)。ASKUL LOGIST(株)のアスクルグループ外の物流業務受託について、システム障害の発生を受け一時的に当該事業を停止した影響により、減収減益となった。
その他は、売上高12億7200万円(13.2%)、営業利損失5100万円 (前年同期は営業利益6600万円)。システム障害の発生により同社WEBサイトが一時的に停止したことで、販売していた飲料水の売上げが減少した。
