ワークマンnews|’25営業総収入1608億円2桁増/チェーン全店2000億突破
(株)ワークマン(群馬県前橋市、小濵英之社長)が2026年3月期の通期決算を発表した。
売上高にあたる営業総収入が1608億5200万円(前年同期比17.5%増)、営業利益が296億7600万円(21.7%増)、純利益は206億1800万円(22.1%増)の大幅増収増益で終了した。
営業利益率は18.4%、経常利益率は19.0%。

なおチェーン全店売上高は2092億3400万円(14.3%増)、そのうち既存店は9.0%増加した。売上高の内訳は、売上高構成比88.3%を占めるフランチャイズ・ストアが1848億3700万円(11.4%増)、構成比11.7%の直営店が243億9600万円(41.7%増)だった。
商品では、「ワーク強靭化」として高機能モデルや価格競争力を追求したモデルを開発するとともに、気候変動に対応した新機能・新素材の開発を推進した。これらプロユースで培った技術をカジュアルウェアへも転用し、機能性とファッション性を融合させた「快適普段着」を拡充した。
さらに、プロから一般顧客層まで幅広く浸透したリカバリーウェアは、疲労軽減という新たな市場ニーズをとらえ、ワークマンを代表するヒット商品となった。これらにより、PB(プライベートブランド)商品のチェーン全店売上高構成比は、前年同期より3.4ポイント増え、71.9%となった。

販売では、従来のSNSマーケティングに加え、スマホアプリ開発やテレビCM放映など、積極的なプロモーションを展開した。これらマーケティング活動と売場を連動させることで、既存店の活性化が図られ、売上成長を牽引した。
店舗展開では、ワークマンカラーズの展開を加速させるとともに、新たに「法人フランチャイズ制度」を導入したことでショッピングセンターへの出店を強化した。

その結果、ワークマンカラーズ38店、ワークマンプラス10店の合計48店舗を新規出店した。スクラップ&ビルドは7店、改装転換は87店実施。一方、閉店は5店舗で、期末店舗数は1094店舗となった。内訳は、ワークマンが255店、プラスが711店、#女子が31店、カラーズが87店、プロが10店。
なお、同社取締役の小濱英之氏は任期満了につき、6月25日付けで退任する。
