綿半news|年商1355億円1.4%増・経常利益2.4%増の増収増益
綿半ホールディングス(株)(長野県飯田市、野原勇社長)が 2026年3月期の本決算を発表した。
2025年4月1日~2026年3月31日の連結業績は、売上高1354億5100万円(前期比1.4%増)、営業利益35億9900万円(2.8%増)、経常利益39億0400万円(2.4%増)、純利益21億3000万円(2.6%増)と増収増益だった。
営業利益率2.7%、経常利益率2.9%。

同社グループが関係する事業環境のうち、小売事業では継続的な物価上昇による節約志向が依然として根強く、物流費等各種コストの上昇や業種を超えた販売競争も継続しているなど、引き続き厳しい事業環境となっている。
小売業は、売上高770億3400万円(2.8%減)、セグメント利益15億6300万円(11.3%減)。
小売事業では、スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販など、多様な業態を展開する。今期は複数店舗での改装による売場縮小や前期の防災特需による反動減などの影響があった。
事業領域の拡大として、農事組合法人綿半農場を中心に、創業の地である長野県において農業事業へ本格参入した。地域と連携した農業を推進するとともに、綿半グループの農業事業の基盤強化を図り、生産から販売までを一体化した6次産業化を進める。
商品展開では、綿半ファームで育てた黒毛和牛「SHINルビー牛」の販売が堅調に推移している。また、綿半ファームの次世代養豚施設 (長野県筑北村) で生産した「幻の三元豚」の出荷を2025年8月より開始し、順調に販売を拡大してい。今後も、品質にこだわった商品の安定供給に努めていく。
年間を通じて、綿半スーパーセンター須坂店 (長野県須坂市) や綿半スーパーセンター箕輪店 (長野県箕輪町) など合計7店舗の改装を実施した。今後も改装を通じて、地域の顧客ニーズに合わせた売場づくりを推進する。
2026年2月に、綿半スーパーセンター塩尻店内に保護猫譲渡施設「もふもふ塩尻」をオープンした。保護猫と里親希望者をつなぐ新たな出会いの場として運営し、地域のペットライフを支える拠点として機能している。加えて、保護犬・保護猫の譲渡会を綿半店舗で継続的に行うなど、地域に根ざした取り組みも引続き展開している。
建設事業は、売上高499億0200万円(11.5%増)、セグメント利益22億0700万円(22.7%増)。木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場などを展開する。長野県を基軸にグループシナジーを活かした事業展開を行い、企業価値向上に取組んだ。駐車場と鐵構分野で工事が順調に推移した。
貿易事業は、売上高65億0200万円(17.0%減)、セグメント利益6億6600万円(22.3%減)。医薬品分野における一部原薬の製造工程見直しによる販売見合せが影響した。
世界20カ国以上から天然由来の医薬品・化粧品・食品原料の輸入販売、不妊治療薬の原薬製造などを行っている。食品や肥料・飼料分野への展開、研究開発活動にも積極的に取組んでいる。
2027年3月期は、売上高1400億円(3.4%増)、営業利益38億円(5.6%増)、経常利益40億円(2.5%増)、純利益23億円(8.0%増)を見込む。
