Olympic news|第3Q営業収益823億円9.6%増・コロナ特需で利益大幅改善

(株)Olympicグループ(東京都国分寺市、木住野福寿社長)の2021年2月期第3四半は、営業収益が823億2000万円(前年同期比9.6%増)、営業利益38億5700万円(714.9%増)、経常利益37億8000万円(1005.7%増)、四半期純利益25億2300万円(1297.3%増)の増収増益だ。

営業利益率4.7%、経常利益率4.6%。

同グループは小売事業会社(株)Olympicを中心に、おうちDEPO、サイクルオリンピック、ペット専門店のユアペティア、シューズフォレストなどで構成される。出店政策は東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に集中させるドミナント政策を採る。

食品事業では地域や店舗規模に応じた商品構成への転換を進め、ディスカウント事業では日用必需品を中心とした品揃えと季節や地域生活のニーズに臨機応変に対応できる売場づくりを進めた。感染防止対策関連、内食・中食需要やいわゆる巣ごもりニーズを取り込んだ。

専門店事業では在宅比率の高まりから、ペット関連や園芸用品及びDIY関連、自転車関連が好調に推移した。

9~11月は「Go Toキャンペーン」など外出喚起の政策と、前年に消費増税前の駆け込み需要の反動もあって、売上高は伸び悩んだが、粗利率は改善している。

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