ウエルシアnews|売上高9497億円9.4%増・経常利益13.5%増/食品が牽引

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)が2021年2月期決算を発表した。

通年の売上高は9496億5200万円(前年同期比9.4%増)、営業利益429億7400万円(13.7%増)、経常利益458億円(13.5%増)、四半期純利益279億9900万円(22.8%増)と増収増益だ。

営業利益率は4.5%、経常利益率は4.8%。

ウエルシアグループは今期、営業時間の短縮やチラシ販促の一時自粛などの感染防止策や衛生管理をしながら、営業を継続した。

物販面では、テレワーク等による化粧品メイク需要の減少などの影響があり、化粧品部門の売上高は前年比0.3%減少した。しかし、感染症予防対策商品や食品の需要増によって全体売上高は好調に推移した。食品部門は前期比12.7%増、家庭用雑貨は10.3%増加した。

調剤部門は薬価改定の影響に加え、受診抑制による処方箋枚数の減少、長期処方の増加による処方箋単価の上昇などの影響があったものの、前年比12.0%の増加となった。

なお同社は、2020年3月1日付で高知県の(株)よどや(24店舗)、6月1日付で群馬県の(株)クスリのマルエ(59店舗)、7月1日付で愛媛県の調剤薬局である(株)ネオファルマー(10店舗)と(株)サミット(3店舗)を子会社化した。また、11月2日付で上新電機(株)の近畿地区ドラッグストア(5店舗)、12月1日付で福井県の(株)ホームセンターみつわ(3店舗)がウエルシア薬局に譲受された。

グループ全体で124店舗の出店と23店舗の閉店を実施し、期末の店舗数は2217店舗。なお、調剤併設のドラッグストア数は1643店舗となった。

 

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