ユニクロnews|第2Q売上収益1.2兆円0.5%減・営業利益23%増の大幅増益

(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正会長兼社長)の第2四半期(2020年9月1日~2021年2月28日)の累計業績は、売上収益が1兆2028億円(前年同期比0.5%減)、営業利益が1679億円(22.9%増)と、減収・大幅な増益となった。

主に、国内ユニクロ事業、グレーターチャイナのユニクロ事業が、大幅な増益だった。アジア・オセアニア地区(東南アジア・オーストラリア・インド)、北米、欧州のユニクロ事業、グローバルブランド事業は、大幅な減収減益。売上総利益率は前年同期より2.2ポイント改善、売上高販管費率も1.3ポイント改善した。

海外ユニクロ事業を中心に減損損失などネットで117億円のマイナスを計上。また為替差益を47億円計上したことなどから、ネットで34億円のプラスとなっている。

これにより税引前四半期利益は1714億円(13.7%増)、四半期利益は1058億円(5.4%増)となった。

国内ユニクロ事業の売上収益は4925億円(前年同期比6.2%増)、営業利益は978億円(同36.6%増)の増収大幅な増益。とくにEコマース売上高は738億円(40.5%増)と大幅な増収となった。

一方、海外ユニクロ事業は5218億円(3.6%減)、営業利益は670億円(25.9%増)の減収、大幅な増益。コロナ影響の小さい東アジアでの事業は総じて好調に推移した。Eコマース販売は、各国・各エリアで好調な販売を維持している。

ジーユー事業の売上収益は1326億円(前年同期比0.3%増)、営業利益は158億円(0.4%増)とほぼ前年並みで推移した。

グローバルブランド事業の売上収益は545億円(前年同期比22.2%減)の大幅減収、営業利益は81億円の赤字(前年同期は7億円の黒字)。

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