マックスバリュ西日本news|年商5632億円3.7%増・経常利益2倍で黒字化

マックスバリュ西日本(株)(広島県広島市、平尾健一社長)の2021年2月期は、営業収益が5632億1800万円(前年同期比3.7%増)、営業利益が85億7500万円(212.7%増)、経常利益が88億8300万円(180.0%増)。純利益は39億5000万円(前年同期は53億2700万円の当期純損失)とコロナ特需で黒字に転換した。

営業利益率1.5%、経常利益率1.6%。

「内食」需要が増加したことで野菜、鮮魚、畜肉といった生鮮食料品をはじめ、冷凍食品やインスタント食品など簡便調理商品の販売点数が伸長した。2020年度方針の「基本の徹底」を柱として、旬商品や売れ筋など重点商品の売り込みによる販売点数の拡大、地域・地場商品の品揃え拡大に取り組んだ。。客数は既存店前年比96.9%と昨年を下回ったが、まとめ買いや買いだめ需要により点数は101.5%、買上点数は104.7%と伸長して、既存店売上高前年比103.9%と大幅に増加し、売上総利益高は売上高の増加に加え荒利率の改善(対前年同期差0.8%増)により前年比は106.6%となった。

新規出店は7店舗、閉店は15店舗、リニューアルは20店舗。また兵庫県宍粟市ではハリマ農業協同組合から移動販売事業を継承し、10月5日にマックスバリュ山崎店を拠点とした移動販売をスタートさせた。1週間で約130カ所を回って活動している。

2022年2月期は営業収益5500億円(2.3%減)、営業利益60億円(30.0%減)、経常利益61億円(31.3%減)、純利益35億円(11.4%減)を見込んでいる。

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