ビックカメラnews|第2Q売上高4212億3.5%減・経常利益33.2%増/減収増益

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、木村一義社長)の2021年8月期の第2四半期決算は、売上高4212億1100万円(前年同期比3.5%減)、営業利益102億5200万円(33.8%増)、経常利益121億1700万円(33.2%増)、四半期純利益56億8200万円(17.0%増)と減収増益だ。

営業利益率2.4%、経常利益率2.9%。

上半期の家電小売業界は、パソコン周辺機器やゲーム、加湿器、空気清浄機などの季節家電が好調だったことに加え、テレビや洗濯機等が堅調に推移した。一方、 前年にOS(Windows7)のサポートの終了に伴う駆け込み需要が生じていたパソコンやデジタルカメラ等が低調だったものの、総じて堅調だった。

こうした状況下でビックカメラは独自性のあるプライベートブランド商品開発、商材調達、新規サービスや新規事業の開拓などによる商品力の強化に取り組んだ。

店舗展開では、Apple製品の販売や修理・サポートを行うApple専門店として、2020年9月14日にBic Style ららぽーと愛知東郷店(愛知県東郷町)、2021年1月28日にBic Style イオンモール松本店(長野県松本市)を開店した。また、2021年3月5日にはビック カメラ アミュプラザくまもと店(熊本県熊本市)を開店した。

セグメントの業績は前連結会計年度より、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来の単一セグメントから「物品販売事業」「BSデジタル放送事業」の2区分に変更している。

物品販売業の売上高は4149億4400万円(3.6%減)、経常利益は107億0500万円(33.4%増)となった。

BSデジタル放送事業の売上高は54億5900万円(1.2%増)、経常利益は13億2000万円(32.1%増)となった

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