良品計画news|第3Q営業収益3450億円/巣ごもり需要で食品好調

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)が2021年8月期()の第3四半期決算を発表した。

2020年9月1日~2021年5月31日の業績は、営業収益3450億4900万円、営業利益351億9700万円、経常利益383億7800万円、四半期純利益291億2500万円だった。

同社は決算期を2月末日から8月31日に変更した。これにより前年同四半期との比較は行っていない。

営業利益率は10.2%、経常利益率は11.1%。

同社が展開している店舗バナー(ブランド)は、無印良品、MUJIcom、MUJI to go、CafeMUJI、Café&Meal NUJI、IDEE。

国内事業は営業収益2266億500万円、セグメント利益237億1100万円。

巣ごもり需要増加に伴い、食品の売上げが増加した。また、日用品を価格改定したことにより客数が増加し、衣服・雑貨の靴下や肌着、生活雑貨の収納用品や調理器具などが堅調に推移した。しかし4月後半以降、緊急事態宣言が発出され、大型連休期間を中心に最大70店舗が臨時休業し、その後も一部店舗では週末での休業が続いている。国内店舗数は494店舗(前期末差10店舗増)。

東アジア事業の営業収益は955億7900万円、セグメント利益は178億1400万円となった。中国大陸では生活雑貨の化粧水の売上げが伸び悩んだが、衣服・雑貨、食品は堅調に推移した。店舗数は430店(前期末差7店舗増)。

欧米事業の営業収益は118億4700万円、セグメント損失は25億5500万円。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、店舗の通常営業ができないことによって厳しい状況が続いているが、北米ではワクチン接種が進み、客数、売上げともに回復の兆しが見えてきている。店舗数は前期末と同じ59店。

西南アジア・オセアニア事業の営業収益は110億1700万円、セグメント利益は11億2700万円。各地域とも堅調に推移をしているが、コロナの再拡大でタイやマレーシアでは売上げが一時鈍化した。店舗数は77店(前期末差1店舗増)。

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