ビックカメラnews|第3Q売上高6364億円2.5%増・経常利益85%増
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、木村一義社長)が2021年8月期の第3四半期決算を発表した。
売上高は6364億3400万円(前年同期比2.5%増)、営業利益が161億6200万円(102.5%増)、経常利益が184億1800万円(84.9%増)、そして四半期純利益が87億8000万円(126.4%増)の大幅増益だ。
営業利益率2.5%、経常利益率2.9%。
第3四半期は都心の昼間人口の減少やインバウンドの消失が重なり、実店舗の販売は低迷した。インターネット通販事業は伸長したが、実店舗の低迷を補うには至らなかった。一方、都市近郊を中心に店舗展開しているコジマは、テレワークなどによって商圏内の昼間の人口が増加したことなどから、売上げを伸ばした。
商品面ではプライベートブランド(PB)の開発や目利きの効いた商材の調達など、商品力の強化に努めた。とくに利益率の高いPB商品の販売が好調だった。
店舗展開では、3月5日に熊本市に「 ビックカメラ アミュプラザくまもと店」を開店。またApple専門店として、2020年9月14日に愛知郡東郷町の「Bic Style ららぽーと愛知東郷店」と2021年1月28日に長野県松本市の「Bic Style イオンモール松本店」を開店した。
グループ会社の(株)コジマでは、2020年11月21日、埼玉県ふじみ野市に「コジマ×ビックカメラ イオンタウンふじみ野店」、3月27日に大阪府茨木市に「コジマ×ビックカメラ イオンタウン茨木太田店」開店した。また7月2日に宮城県宮城郡に「 コジマ×ビックカメラ イオンモール新利府北館店」を開店した。