コジマnews|第3Q売上高2249億11%増、経常利益88%増の増収増益

ビックカメラグループの(株)コジマ(栃木県宇都宮市、中澤裕二社長)が2021年8月期の第3四半期決算を発表した。

売上高2249億2900万円(前年同期比11.0%増)、営業利益67億5400万円(95.2%増)、経常利益67億7600万円(88.0%増)、四半期純利益43億4700万円(87.3%増)と大幅な増収増益だ。

営業利益率、経常利益率はともに3.0%。

第3四半期累計期間ではスマートフォン、パソコン周辺機器やゲームのほか、加湿器や空気清浄機が牽引した季節家電が好調だったことに加え、テレビや洗濯機等が堅調に推移した。一方でパソコンは昨年、Windows7のOSサポートが終了したことに伴い、駆け込み需要等が生じたため、今年は低調だった。

同社はビックカメラグループの幅広い取り扱い商品を強みに、品揃えの拡充や専門性の向上に取り組み、モノからコト軸への提案を進めている。非家電商品の導入については、3月6日に「コジマ×ビックカメラ ワンズモール稲毛店」で自転車の販売を開始している。また5月29日には「コジマ×ビックカメラ 宇都宮本店」で、全国で8店舗目となる酒類の販売を開始した。

さらに、デジタル商品の買い取りや購入後のサポートを充実させた「サービスサポートカウンター」の設置店舗拡大や、社員が直接顧客宅を訪問し困り事を解決する「コジマくらし応援便」の対象エリア拡大することで、サービスメニュー拡充を進めている。

店舗展開では、2店舗の開店と2店舗の閉店を行い、2021年5月末店舗数は143店舗となった。

また、コジマの店舗にビックカメラ流の体験提案型の売場や商品を展開する「コジマ×ビックカメラ店」への転換を進めている。2021年1~2月には「足利店」を始め、3店舗を「コジマ×ビックカメラ」ブランドに変更した。

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