MrMax news|第2Q営業収益631億円8.0%減/一昨年比では3.8%増
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2022年2月期の第2四半期決算を発表した。同グループは暮らしを支える総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を低価格で供給している。
3月1日~8月31日の業績は、営業収益631億0800万円(前年同期比8.0%減)、営業利益26億0900万円(29.4%減)、経常利益25億5900万円(29.7%減)、純利益16億3600万円(23.6%減)の減収減益となった。
営業収益に対する営業利益率、経常利益率はともに4.1%。
上期の営業収益および営業利益・経常利益は、ともに前年同期を下回ったが、一昨年同期比では、営業収益は3.8%増加し、営業利益および経常利益は約2倍となった。
経費面では、前年同期に比べて売上高が減少したことに伴って、物流費やキャッシュレス決済手数料などの変動費も減少した。それに加えて、セール企画を見直し、人時数を抑えたことなどが寄与して、販売費および一般管理費は、136億26百00万円(1.1%減)と前年を下回った。
商品別では、昨年急増した食品および衛生用品は、反動による減少が見られた。また、特別給付金が支給された昨年に比べて、家電、インテリア用品など単価の高い商品を中心に売上高が減少した。一方で、ペット用品や園芸用品、家庭用プリンターなどのパソコン周辺機器の売上げは好調で、コロナ禍で高まった巣籠り関連商品が伸長した。既存店売上高は前年同期比91.6%、客数は90.8%だった。