ライトオンnews|第1Q売上高125億円12%減/客足回復も買上点数伸びず
(株)ライトオン(東京都渋谷区、藤原祐介社長)が2022年8月期の第1四半期決算を発表した。同社は今年度の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用している。昨対比は会計基準等適用前の業績と比較した数値となっている。
売上高は124億9800万円(前年同期比11.6%減)、営業利益は2億9100万円(25.4%減)、経常利益は2億7900万円(31.9%減)、そして純利益は1億8700万円(275.4%増)となった。
営業利益率は2.3%、経常利益率は2.2%だった。
第1四半期(9月~11月)は新型コロナ感染が落ち着き、経済社会活動が正常化に向かうなか、同社は「ブランドミックスMDの推進」「顧客満足度とLTV(顧客生涯価値)の最大化」「デジタルシフトの加速と進化」の3つの政策を中心に取り組んだ。
商品の売上動向では、カテゴリーマーチャンダイジングの戦略商品として投入したメンズPBの「BENRY WEAR」やウィメンズの「Nobee」シリーズが堅調に推移した。一方で第1四半期期間は気温が高めに推移したこともあり、秋物の販売は低調だった。10月以降は客足が戻りつつあったが、外出自粛に伴う衣料品関連需要の減少や購買意欲の低下が続いていることから、買上げ点数は伸びなかった。
部門別売上高は、ボトムス部門が39億4100万円(9.4%減)、カットソー・ニット部門43億6900万円(15.8%減)、シャツ・アウター部門が22億1600万円(5.2%減)となった。
ライトオンの第1四半期末店舗数は412店舗。