大黒天物産news|第3Q売上高1655億円・経常利益12.4%減少

大黒天物産(株)(岡山県倉敷市、大賀昭司社長)が2022年5月期の第3四半期決算を発表した。大黒天物産はディスカウントストアの「ラ・ムー」「ディオ」の運営や、総合食品卸売業を展開している。

2021年6月1日~2022年2月28日の連結売上高は1655億4300万円、営業利益が61億2400万円(13.3%減)、経常利益は63億7100万円(12.4%減)、純利益は40億4900万円(10.9%減)だった。なお同社は今年度の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、売上高の増減率は記載していない。

営業利益率は3.7%、経常利益率は3.8%。

同グループは「魅力ある店づくり6項目」①価格、②品質、③売場、④活気、⑤環境整備、⑥接客の徹底をスローガンとしている。

原材料や原油の高騰で商品価格が上がっているなか、同社では「ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)」によって地域最安値価格を目指している。また自社開発商品の中身を徹底的に分析して改良を重ねた「高品質・低価格」なラインナップの展開、自社物流の構築による物流コスト削減、産地からの最短定温物流実現による生鮮食品の鮮度向上を推進している。

さらに成長戦略として、大阪府に1店舗の新規出店と、生鮮売場を強化した大幅改装を3店舗で実施した。

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