ビックカメラnews|第2Q売上高3924億円の減収・時短営業響く
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、木村一義社長)が2022年8月期の第2四半期決算を発表した。売上高は3923億6000万円(前年同期は4212億1100万円)、営業利益94億3900万円(前年同期は102億5600万円)、経常利益106億6500万円(前年同期は121億2100万円)、四半期純利益47億7000万円(前年同期は56億8900万円)。2021年度から新会計基準を採用しているため増減率は記載していないが、従来の基準との比較では売上高は前年同期比6.9%減。コロナ禍のなか、21年度は都市部のビックカメラを中心に時間を短縮して営業し、一部店舗(Air BicCameraの一部)では臨時休業した。それが響いた。
営業利益率2.4%、経常利益率2.7%。
ビックカメラグループでは「循環型社会(サーキュラーエコノミー)への取り組み強化」「お客さまエンゲージメントの向上」「従業員エンゲージメントの向上」をマテリアリティ(重要経営課題)として特定して、その実現に向け「従業員のウェルビーイング推進」「生産性向上戦略」「成長戦略」を3大戦略に掲げている。
物品販売事業の売上高は 3857億3100万円(前年同期は 4149億4400万円)、経常利益は 91億6300万円(前年同期は 107億0800万円)。BSデジタル放送事業の売上高は 58億2000万円(前年同期は 54億5900万円)、経常利益は 13億9100万円(前年同期は 13億200万円)。
グループ会社の(株)コジマが、2021年10月27日に「コジマ×ビックカメラ フルルガーデン八千代店」(千葉県八千代市)を出店するなど3店舗を新規開設した。