ライトオンnews|第3Q380億円4.0%減/支払利息増加で経常33.8%減益
(株)ライトオン(東京都渋谷区、藤原祐介社長)の2022年8月期第3四半期決算は売上高380億5000万円(4.0%減)、営業利益6億1400万円(2.6%増)、経常利益4億4000万円(33.8%減)、四半期純利益300万円。営業増益となったが、金融面での支払利息の増加により経常減益となった。
売上総利益率49.%(50.1%)、営業利益率1.6 (1.5%)、経常利益率1.2%(1.7%)。※( )は前期数値。
期中の施策として、「ブランドミックスMD」の強化を図った。プライベートブランド(PB)では、接触冷感や速乾機能を備えたオリジナル商品「SALASALA」をレディース、メンズ、ヤング層に横断的に展開した。ナショナルブランド(NB)ではメーカーとの戦略的パートナーシップを強化し、定番ブランドやストリートカジュアルを強化した。またテレビドラマやアニメとコラボレーションしたEコマース中心に販売。EC展開に合わせて、動画機能の強化など自社アプリを絡めたデジタル販促の拡大を進めた。アプリのダウンロード数は470万件で、前年同時期より100万件増した。
営業面では3年ぶりに行動制限のなかったゴールデンウィーク期間は客数が増加し、夏物が好調に推移した。しかし以降は上海でのロックダウンの影響で商品の欠品が起こり、機会ロスなどが発生した。
部門別の売上げ状況と前年増減率はボトムス123億6200万円(3.3%減)、カットソー・ニット135億5400万円(1.0%増)。
期中、2店舗の出店、14店舗の閉店があり、期末店舗数は400店舗となった。