ビックカメラnews|年商7924億円/営業時間短縮により減収減益

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、 秋保徹社長)が2022年8月期の本決算を発表した。

2021年9月1日~2022年8月31日の業績は、売上高7923億6800万円(前年同期は 8340億6000万円)、営業利益178億6300万円(前年同期は 182億1700万円)、経常利益208億0800万円(前年同期は 216億2900万円)、当期純利益 57億6500万円(前年同期は 87億6100万円)で、減収減益となった。

同社は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、前連結会計年度と収益の会計処理が異なることから、前年同期比(%)は記載していない。

新型コロナウイルス感染症によるグループへの影響では、都市部のビックカメラを中心に営業時間の短縮を継続したほか、一部店舗(Air BicCameraの一部)では臨時休業を継続した。

店舗展開については、2022年6月10日に「ビックカメラ 高槻阪急店」(大阪府高槻市)を開店した。グループ会社では、(株)コジマが、2022年8月26日の「コジマ×ビックカメラ 宇都宮テラス店」(栃木県宇都宮市)など6店舗を開店、(株)ソフマップが、2022年4月29日に「ソフマップAKIBA駅前館」(東京都千代田区)を開店した。

物品販売事業は、音響映像商品や家庭電化商品、情報通信機器商品が低調だった。その結果、売上高は 7792億2800万円(前年同期は 8212億2800万円)、経常利益は 182億0900万円(前年同期は 187億5800万円)となった。

BSデジタル放送事業は、スポットCMを中心に企業広告収入が増加したことにより堅調に推移した。その結果、売上高は 115億4700万円(前年同期は 112億6900万円)、経常利益は 24億0600万円(前年同期は 27億0400万円)となった。

次期は、売上高8235億円(3.9%増)、営業利益173億円(3.2%減)、経常利益193億円(7.3%減)、純利益78億円(35.3%増)を見込む。

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