ヤマダnews|第2Q売上高7746億円(3.2%減)/経常233億円(40.5%減)

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇会⻑兼社⻑CEO)が2023年3月期第2四半期の決算を発表した。

売上高7746億3400万円(前年同期比3.2%減)、営業利益197億7600万円(43.6%減)、経常利益233億8500万円(40.5%減)、四半期純利益176億3400万円(41.2%減)の減収減益となった。

営業利益率2.6%(4.4%)、経常利益率3.0%(4.9%)。( )は前年同期数値。

デンキ事業では売上高の減少要因として、一過性の巣ごもり需要反動減の継続、耐久消費財を中心とした販売価格上昇による買い控え、荒天の影響に伴う店舗休業や営業時短、従業員の新型コロナウイルス感染による勤務時間減少に伴う販売機会ロス、半導体不足やサプライチェーン混乱による入荷遅れに伴う未配達品の増加等が影響した。

また、政策的な貸借対照表の改革取り組みによる仕入抑制が影響したことによる粗利高減少、売場面積5%拡大に向けた人員採用の増加、DX推進への先行投資費用、エネルギー価格の上昇等によって販売管理費が増加した。

住建事業では新築注文住宅の完成引き渡し物件に対する、円安や建築資材の高騰による原価上昇も影響した。

中心事業であるデンキ事業の売上高は6452億7500万円(4.4%減)、セグメント利益は188億6800万円(42.4%減)。リフォーム、家具・インテリアは順調に売上げを伸ばしたものの、巣ごもり需要反動減、消費者マインドの低下などの要因によって減益となった。

住建事業の売上高は、1202億6200万円(2.2%増)、セグメント損失6億8100万円(前年同期はセグメント損失3億6400万円)となった。

海外店舗を含む6月末店舗は、11店舗の新規出店で、直営店舗数1026店舗(ヤマダデンキ直営998店舗、その他連結子会社28店舗)となり、FCを含むグループ総店舗数は1万2010店となった。

通期は、売上高1兆6470億円(1.7%増)、営業利益611億円(7.0%減)、経常利益675億円(9.0%減)、当期純利益436億円(13.8%減)を見込む

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