ケーズnews|第3Q売上高5564億円0.9%減・経常利益25.3%減
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2023年3月期の第3四半期決算を発表した。
売上高5564億0200万円(前年同期比0.9%減)、営業利益221億0700万円(29.3%減)、経常利益260億7900万円(25.3%減)、四半期純利益177億0400万円(25.8%減)。
営業利益率3.9%、経常利益率4.7%。
売上高は、冷蔵庫と洗濯機で底堅い買替え需要があったものの、テレビは前年に東京オリンピック・パラリンピックによる買替え需要があったことから低調に推移した。また、7月、8月に猛暑日が続かなかったことに加え、11月以降も気温が下がらなかったことによりエアコンなど季節商品が計画を下回った。
利益面は、新型コロナウイルス感染症の影響で自粛していたチラシの折込や店舗改装等を再開したことで広告宣伝費、修繕費等が増加した。また、電気代の値上がりで水道光熱費が大きく増加したこともあり、各利益ともに前年同期を大きく下回る結果となった。
出退店状況については、直営店14店舗を開設し、1店舗を閉鎖して、店舗網の強化・経営の効率化を図った。2022年12月末の店舗数は546店(直営店542店、FC店4店)となった。