MrMax news|第1Q営業収益310億円0.8%増・経常利益42.1%減
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2024年2月期の第1四半期決算を発表した。同グループは暮らしを支える総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を低価格で供給している。
営業収益は309億5400万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は7億2400万円(41.4%減)、経常利益は6億9700万円(42.1%減)、純利益は4億6200万円(42.3%減)だった。
営業利益率、経常利益率ともに2.3%。
同社は、物価の上昇が続くなかで、継続的な値下げ企画などを通じて、顧客の暮らしに貢献する取り組みを行っている。また、2023年3月にはオンラインストアをオープンし利便性向上にも取り組んでいる。
商品別で見ると、PB商品では、家電や収納用品、食品など、幅広い商品が好調に推移し、売上高は前年同期比で2割増となった。NB商品は、値下げを行った飲料や菓子、ペットフードなどが堅調に推移した。また、外出の機会が増えたことから、キャリーバッグや化粧品が売上げを伸ばした。一方で、エアコンや扇風機、肌着、寝具などの季節商品が低調だった。
荒利益高は、65億3500万円(4.5%減)となった。原価高騰の影響が続き、さらに、コロナ関連商品の売上げ減少や、値下げが好評だった食品の売上高構成比が高まったことで荒利益率が低下した。
通年で18店舗の改装を計画があり、期中には4店舗の改装を行った。