サンドラッグnews|第2Q売上高3717億円9.6%増・経常利益11.6%増
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の2024年3月期第2四半期は、売上高3717億0700万円(前年同期比9.6%増)、営業利益206億0900万円(11.3%増)、経常利益209億5300万円(11.6%増)、四半期純利益140億5400万円(10.5%増)の増収増益だった。
営業利益率5.5%、経常利益率5.6%。
ドラッグストア事業の売上高は2427億9300万円(前年同期比10.4%増)、営業利益は130億6300万円(10.6%増)。インバウンド需要は前年同期を上回っているものの、化粧品と医薬品の一部にとどまり、コロナ禍前約50%程度の水準だ。ただ積極的な新規出店と、100%子会社化した(株)大屋の効果によって、売上高は前年同期を上回った。経費面では店舗エネルギーの使用量抑制に努めた。31店舗を新規出店し、71店舗を改装した、7店舗を閉店した。
ディスカウントストア事業の売上高は1550億3100万円(7.7%増)、営業利益は75億4600万円(12.5%増)。食品部門の好調さに加え、ペット用品・医薬品の需要が増加し売上高は前年同期を上回った。10店舗を新規出店し、14店舗を改装した。一方で、5店舗を閉店した。
サンドラッググループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業が、直営店795店舗、㈱星光堂薬局77店舗、㈱サンドラッグプラス68店舗、(株)大屋57店舗、フランチャイズ店38店舗の計1035店舗。ダイレックス㈱が担うディスカウントストア事業は369店舗。