ベルーナnews|売上高2083億円1.9%減・経常利益118億円5.0%減
(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)の2024年3月期決算は売上高2082億9800万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は978億0700万円(12.7%減)、経常利益は118億3100万円(5.0%減)となった。また、投資有価証券売却益が前年同時期より増加した一方で、減損損失の発生により当期純利益は58億3900万円(21.3%減)。
主要事業別にみると、アパレル・雑貨通販事業では、円安の影響や原材料・資材の高騰を受け仕入原価及びカタログ・チラシ等の紙媒体費用の上昇のため、収益性確保を優先し商品価格の見直しや紙媒体の発行数量の抑制を行った。また、商品値上げにより受注単価は上昇したものの、それ以上に受注件数は鈍化する傾向となった。新規顧客の獲得が減少し稼働顧客数も減少傾向となった。この結果、売上高742億5100万円(15.9%減)となり、セグメント損失は29億9200万円(前年同期は9億3000万円のセグメント利益)となった。
化粧品健康食品事業では化粧品事業は国内ECの新規顧客獲得が好調であったこと、国内卸売販売が拡大したため増収増益となった。健康食品事業では、通信販売の定期顧客数が減少したことにより減収となったが、収益性を重視した広告展開を行ったため増益となった。売上高は147億1800万円(0.5%減)となり、セグメント利益は9億2600万円(57.5%増)となった。
グルメ通販事業では、新型コロナウイルス感染症の収束による外食・外飲みへの回帰影響などにより売上げの伸長率が鈍化した。また、円安の影響や原材料・資材の高騰を受け仕入原価が上昇し、一部商品の販売価格の見直しを行ったものの原価率は悪化した。売上高は324億3800万円(0.4%増)となり、セグメント利益は10億9100万円(38.1%減)となった。
ナース関連事業では看護師向け通販事業において、各シーズンの紙媒体の発行部数の抑制や発行回数自体の見直しを行うなど収益性を重視した。また、法人受注の獲得に注力したため受注件数も改善傾向となった。この結果、売上高は129億7500万円(7.8%減)となり、セグメント利益は4億8100万円(102.7%増)となった。
データベース活用事業では封入・同送サービスは、新規クライアントの獲得や新たなサービス展開は順調だったが、アパレル・雑貨事業における紙媒体の発行数の抑制や商品出荷件数の減少により減収減益となった。フルフィルメント受託サービスでは、新規クライアントの獲得は順調であったものの、人件費等の上昇などにより増収減益となった。ファイナンス事業では、貸倒が増加傾向にあるものの、新規顧客の獲得が順調であったため増収増益となった。売上高は167億2500万円(6.2%増)となり、セグメント利益は51億5000万円(9.7%減)となった。