ハニーズnews|23年度売上高566億円3.1%増・経常利益9.2%減の増収減益

(株)ハニーズホールディングス(福島県いわき市、江尻英介社長)の2024年5月期は、売上高が565億7100万円(前年同期比3.1%増)、営業利益69億7000万円(9.1%減)、経常利益72億8100万円(9.2%減)、純利益48億7600万円(8.6%減)の減収減益だった。円安水準の継続等による仕入コストが上昇したことにより、営業利益は減益となった。

営業利益率は12.3%、経常利益率は12.7%。

売上高については、外出需要が回復したほか、気温に合わせた売場づくりや顧客の需要に沿った商品の提供、また商品の品質の向上と適正価格への見直しを実施したことで、前年同期比で増収となった。

EC事業は、自社ECサイトのパフォーマンス改善やユーザビリティ向上に努め、SNS等を用いた販促活動を積極的に展開したことで伸長した。

適正価格への見直しを実施した。適時適切な商品投入や在庫コントロールの下、プロパー消化の促進と値引きの抑制に努めた。また、高いアセアン生産比率の維持とミャンマー子会社の有効活用によって、安定した商品供給を行った。その結果、売上総利益率は60.3%(前年同期比0.6ポイント減)を確保した。販売費及び一般管理費は、271億1900万円(5.3%増)、販管費率は48.0%(1.1ポイント増)。人件費は、給与のベースアップ等で前年同期を上回り、販管費率増加の主な要因とった。店舗費は、主に売上増加に伴う店舗使用料や販促活動に基づくWEB広告費などが増加した。EC商品発送費用やキャッシュレス決済の利用増加に伴う手数料等も増加した。

店舗はスクラップアンドビルドを進め。5月末の国内店舗数は876店舗。

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