サツドラnews|第2Q売上高496億円3.8%増・経常利益42.1%増
サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長)が 2025年5月期の第2四半期決算を発表した。
5月16日~11月15日の連結業績は、売上高496億4600万円(前年同期比3.8%増)、営業利益8億7600万円(28.7%増)、経常利益8億8800万円(42.1%増)、中間純利益4億6900万円(43.0%増)と、増収増益だった。
営業利益率、経常利益率はともに1.8%。
リテール事業の売上高は488億6100万円(3.6%増)、セグメント利益は8億4900万円(28.1%増)。リテール事業は主に北海道内でのドミナント化を目指すドラッグストアフォーマット店舗と調剤薬局店舗、訪日外国人が訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗を運営する。
物価上昇による生活防衛意識の高まりや1人当たりの買上げ点数は減少したものの、商品単価の上昇や化粧品の需要が回復してきた結果、ドラッグストアフォーマットの売上高は前年同期を上回った。
インバウンドフォーマットも、訪日外国人観光客の需要を取り込むことができた結果、売上高は前年同期を上回った。調剤薬局については、新たに開設した調剤併設薬局の増収効果などにより、売上高は前年同期を上回った。
11月末時点の店舗数は、ドラッグストアフォーマットが180店、インバウンドフォーマットが9店、調剤薬局店舗が11店の計200店舗。
その他事業では、北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、POSアプリケーションなどの開発・販売、同社既存事業とのシナジーや新規事業創出を目指すCVC事業などを行っている。「EZOCA」の会員数は、2024年10月末時点で 220万人を超えている。