良品計画news|第1Q営業収益1977億円21.0%増・経常利益49.0%増

(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)が2025年8月期の第1四半期決算を発表した。

9月1日~11月30日の連結業績は、営業収益1976億9000万円(前期比21.3%増)、営業利益219億5700万円(58.2%増)、経常利益212億9000万円(49.0%増)、四半期純利益149億5500万円(52.6%増)の大幅な増収増益となった。

営業利益率は11.1%、経常利益率は10.8%。

セグメント別業績は以下の通り。
国内事業は営業収益1221億0200万円(25.0%増)、セグメント利益150億3600万円(50.7%増)。スキンケアや日用消耗品をはじめとする生活雑貨が好調に推移したほか、SNSや自社アプリMUJI passportなどを通じた継続的なマーケティング活動が寄与したことで増収となった。また、スキンケア商品を中心とした商品ミックスの改善により営業総利益が増加し、人件費をはじめとする販管費の増加を吸収したことで、営業利益は増益となった。と、増収増益となりました

東アジア事業は営業収益540億7300万円(16.3%増)、セグメント利益111億1000万円(30.7%増)。中国大陸は景況感の下げ止まりの兆しが見られたが、中国最大のECイベントであるダブルイレブン商戦を中心にオンライン販売が好調に推移したことにより、売上げが伸長し、増収増益となった。また、台湾、香港も増収増益となったが、韓国は増収減益だった。

東南アジア・オセアニア事業は営業収益108億5600万円(26.6%増)、セグメント利益11億3300万円(40.0%増)と大幅な増収増益。タイ、ベトナムなど、東南アジアへの出店を強化し、出店経費や人員強化に伴う経費が増加したものの、為替による押し上げ効果で増収増益となった。

欧米事業は営業収益106億5700万円(4.6%増)、セグメント利益22億5300万円(95.6%増)と増収増益。北米では、不採算店舗を閉鎖し、店舗運営力も向上してきたなか、特に衣服・雑貨の売上げが好調に推移し、増収増益となった。欧州では、前期に事業再編を実施し、不採算店舗の整理を進めたほか、前期に在庫を消化したことで値引きも抑制し、増収増益となった。

11月末の店舗数(ライセンスドストアを含む)は、国内649店、海外699店の計1348店となり、前期末に比べ42店舗増加した。国内では、郊外の生活圏を中心に29店舗を出店した。海外では、中国大陸、台湾、タイ、ベトナムなどに23店舗を出店した。

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