ビックカメラnews|第1Q売上高2242億円6.5%増・経常利益56.8%増

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)が2025年8月期の第1四半期決算を発表した。

9月1日~11月30日の連結業績は、売上高2241億6900万円(前年同期比6.5%増)、営業利益44億5300万円(75.9%増)、経常利益48億0200万円(56.8%増)、四半期純利益28億0600万円(113.6%増)と、増収増益となった。

営業利益率2.0%、経常利益率2.1%。

家電小売業界における売上げは、スマートフォンが好調、理美容家電が堅調に推移したが、ゲーム、パソコン、テレビ、冷蔵庫が低調であったため、総じて低調に推移した。

ビックカメラグループでは、2024年10月に2025年8月期から2029年8月期までの5年間を計画期間とする「ビックカメラグループ中期経営計画~Vision 2029~」を策定・公表した。グループ企業価値の最大化のための経営目標として、2029年8月期の数値目標について売上高1兆1000億円、営業利益400億円、ROE(自己資本当期純利益率)10.5%を目指す。

物品販売事業は、売上高2210億6100万円(6.6%増)、経常利益は42億1900万円(61.5%増)。

BSデジタル放送事業は、売上高27億5300万円(1.7%減)、経常利益5億9500万円(41.4%増)。

店舗展開では、グループ会社の(株)コジマが、2024年11月30日に「コジマ×ビックカメラ CiiNA CiiNA 屯田店」(北海道札幌市) を開店した。また、2024年10月23日に酒類とインバウンドに特化した専門店として、大阪府大阪市に(株)ビック酒販が「ビックカメラ リカー 大丸心斎橋店」を、ビックカメラと日本空港ビルデング(株)との合弁会社であるAir BIC(株)が「Air BicCamera 大丸心斎橋店」を共同開店した。

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