H2Onews|第1Q売上高1636億円1.1%増・経常利益39.8%減
エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)が2026年3月期の第1四半期決算は売上高1636億4400円(前年同期比1.1%増)、営業利益55億0400万円(40.6%減)、経常利益61億4100万円(39.8%減)、四半期純利益39億8000万円(85.0%減)だった。百貨店事業の減益により、微増収減益となった。
営業利益率3.4%(5.7%)、経常利益率3.8%(6.3%)。
セグメント別では百貨店事業が前年インバウンド売上急伸の反動・店舗改装に伴う売場閉鎖影響による粗利益減に加え、システム費等の販管費増もあり、減収減益となった。
食品事業は、スーパーマーケットの売上好調が継続し、増収増益となった。既存店売上げが前年比3.4%増。人件費等の販管費が増加したが、粗利益増加が上回り増益となった。
出店面では4月に2タイプのフォーマットをオープンした。価値訴求型は阪急オアシスの宝塚南口店、価格訴求型では関西スーパーが「デイリーマート市岡店」のバナーで出店した。両店ともそれぞれ予算比10%以上で推移している。