ロック・フィールドnews|第1Q売上高125億円1.5%減/原材料費・人件費増で減益

(株)ロック・フィールド(兵庫県神戸市、古塚孝志社長)が 2026年4月期の第1四半期決算を発表した。

5月1日~7月31日の連結業績は、売上高124億7100万円(前年比1.5%減)、営業利益1000万円(96.8%減)、経常利益4200万円(88.0%減)。特別損失として減損損失1600万円を計上したことにより、四半期純損失は1000万円となった。

同社グループでは「ロック・フィールド感謝祭2025」を全ブランドで実施することで、会員組織「ロック・フィールドメンバーズ」を中心とした来店・利用促進に努めた。また3つのファクトリーにおける機械化や人員配置の見直しなどの工程改善や、販売部門における店舗オペレーションの効率化に取り組んだ。

しかし、百貨店や商業施設などの改装に伴う休業や退店の影響と、店舗レジの入れ替えや物流システム改修における減価償却費の増加、原材料費・店舗人件費等の上昇分を吸収できなかった。

今後は、アプリなどを活用したさらなる来店・利用促進を行い、既存業態の利益率向上を図るとともに、若い世代に向けた新ブランドを展開し、新たな市場領域への拡大を進めていく。

ブランド別の業績は、主力の「RF1」が売上高76億4800万円(0.3%減)・構成比61.3%、「グリーン・グルメ」が売上高23億9400万円(4.7%減)・構成比19.2%、「いとはん」が売上高9億1500万円(0.5%減)・構成比7.3%、「神戸コロッケ」が売上高7億1900万円(4.0%減)・構成比5.8%、「融合」が売上高2億4100万円(1.9%減)・構成比1.9%、「ベジテリア」が売上高2億2100万円(5.1%減)・構成比1.8%となった。

通期は、売上高535億円(4.5%増)、営業利益14億1100万円(13.6%増)、経常利益14億4600万円(11.1%増)、当期純利益9億3100万円(182.9%増)を見込む。

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