アークランズnews|第2Q営業収益1787億円7.4%増・経常利益14%減

(株)アークランズ(新潟県三条市、佐藤好文社長)の2026年2月期第2四半期は、売上高および営業収入が1787億1600万円(前期比7.4%増)、営業利益88億7800万円(12.8%減)、経常利益は87億6000万円(13.8%減)、中間純利益は56億8000万円(9.5%減)の増収減益。

売上総利益率が改善したことに加えて、販売費及び一般管理費については宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化等により抑制を図り一定の効果があったものの、一方では新規出店コスト、人件費単価、水道光熱費の増加が負担となった。

営業利益率は5.0%、経常利益率は4.9%。

小売事業の売上高および営業収入は1392億3500万円(前期比6.9%増)、営業利益42億0200万円(14.6%減)。

主力事業の主力であるホームセンター部門は、品目別では家庭用品およびカー・レジャー用品が堅調に推移した。建築関連資材・用品、DIY関連は伸び悩んだ。

リフォームサービスでは、7月1日に(株)フレッシュハウスを完全子会社化したことで、売上高および営業収入は前期比60.3%増なった。また、ペット事業でも6月6日にペッツファーストホールディングス(株)を完全子会社化。売上高および営業収入は前期比32.0%増。

ホームセンターの8月末の店舗数は、3月にホームセンタームサシ新発田店(新潟県新発田市)、5月にスーパービバホーム茨木目垣店(大阪府茨木市)、8月にホームセンタームサシ須坂店(長野県須坂市)を出店。3店舗増加し142店舗。

外食事業の売上高および営業収入は296億2100万円(前期比11.3%増)、営業利益は25億8500万円(20.1%減)。原材料価格の高騰に伴う原価率の上昇に加え、水道光熱費の増加もあり、利益を圧迫する要因となった。主力のとんかつ専門店「かつや」(国内)では、店舗のDX化を進めた。8回のフェアメニューと1回のキャンペーンによって、1~6月の直営店の既存店売上高前年比は104.3%と好調だった。6月末の店舗数は前期末から純増8店舗の499店舗。また「からやま・からあげ縁」(国内)の店舗数は純減1店舗の154店舗。

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