MrMax news|第2Q営業収益748億円8.1%増・経常29.7%増の好決算
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が 2025年2月期の第2四半期決算を発表した。
3月1日~8月31日の連結業績は、営業収益747億7000万円(前年同期比8.1%増)、営業利益28億0700万円(25.1%増)、経常利益29億1100万円(29.7%増)、中間純利益18億9500万円(30.2%)の増収増益だ。
営業利益率は3.8%、経常利益率は3.9%。
同社グループは「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」という経営理念のもと、総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を毎日低価格で販売するエブリデイ・ロープライス(EDLP)に注力し、EDLPを支えるエブリデイ・ローコスト(EDLC)を徹底してきた。
当中間期の売上高は720億1500万円(8.3%増)と過去最高を記録した。商品別では、米の供給不足による価格高騰が社会問題となるなか、政府の備蓄米放出という緊急対策にいち早く対応し、6月から備蓄米の販売を開始した。銘柄米から備蓄米まで幅広く品揃えすることで、米の売上げは大幅に増加し、集客の向上にも貢献した。また、物価高騰に対応した値下げ企画の実施により、衣類用洗剤、ペットフード、キッチン用品、加工食品の売上げが伸長した。
プライベートブランド(PB)商品については、家電メーカーの製品を同社専用機種として販売したエアコン・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電製品が売上げを大きく伸ばした。さらに、キッチン用品や食品などの消耗品も売上げを拡大した結果、PB商品の売上高は前年同期比118.4%となり、売上高構成比は前年同期比23.6%となった。既存店売上高前年同期比は107.0%。
7月に「MrMax Selectユーカリが丘店」(千葉県佐倉市)を、8月に「MrMax別府店」(大分県別府市)を新規出店した。8月末時点の店舗数は59店。
通期は、営業収益1470億円(7.6%増)、営業利益44億円(15.1%増)、経常利益44億円(16.3%増)、当期純利益29億円(17.1%増)を見込む。