スーパーバリューnews|第2Q売上高306億円12.6%減/経常利益2億

(株)OICグループの(株)スーパーバリュー(埼玉県上尾市、内田貴之社長)の2026年2月期第2四半期決算は売上高306億5700万円(前年同期比12.6%減)、営業利益1億9600万円(前年同期は営業損失8億9000万円)、経常利益2億1600万円(前年同期は経常損失8億5300万円)、中間純利益は1億3000万円(前年同期は中間純損失9億0900万円)となった。

期中はスーパーマーケット事業で、グロッサリを中心にEDLPを展開しつつ、生鮮については、鮮度・品質の向上を中心により良い商品をより安く提供することで、集客および売上高の回復に努めた。

前事業年度までにロピアとの共同開発によりスーパーマーケット改装モデル店へ改装した店舗の売上高は伸長したが、不採算店舗として閉店したスーパーマーケット5店舗および閉鎖したホームセンター売場10カ所の売上高減少により、売上高は前年同期比87.4%となった。

利益面は、円安等による原材料価格及び仕入原価の上昇等もある中、生鮮の精肉・鮮魚は、ロピアの加工センターからの供給の拡大を促進した。青果は、ロピアと共同でグループ会社からの供給を拡大し、安定供給および原価低減を進めた。

また、グロッサリは、グループ子会社からのロピアのプライベート商品の直接仕入の拡大を促進し、ロピアとの商品仕入先の共有等による商品仕入先等の見直しを継続して進め、利益改善に取り組んだ。売上総利益率は前年同期比で0.5ポイント上回る20.4%となった。

経費面は、店舗閉店や売場閉鎖などによる経費減少もあり、販売費および一般管理費の前年同期比は売上高の前年同期比87.4%を4.3ポイント下回る83.0%となった。

店舗展開は、新規出店はなし。不採算店舗内売場対策として、継承先と協議を進めていた草加店のホームセンター売場について、2025年3月7日付で賃貸テナント契約が決定し閉鎖した。また、2025年6月30日付で公表した「本店移転等に関するお知らせ」に記載したとおり、賃貸借契約満了に伴い、8月31日付でショッピングモールを含め、上尾愛宕店を閉店した。

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