PLANTnews|収益力強化策打つも年商978億円0.8%減・経常利益5.7%減

(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田泰二社長)の2025年9月期は、売上高が977億6400万円(前期比0.8%減)、営業利益20億0600万円(5.7%減)、経常利益21億3100万円(5.3%減)だった。純利益は13億4500万円(268.0%増)。

営業利益率は2.1%、経常利益率は2.2%。

収益力の強化を最重要課題とし、営業利益率3.00%以上の早期達成を目指した施策を打った。

第1に、価値の発信であるPB商品開発や商販宣の連携の強化。PB商品開発は、目的来店性・粗利率アップを図るため、アパレルを中心に強化した。また、商品の良さを伝えるための販売や宣伝との「商販宣の連携」による価値の発信を強化する取り組みを進めた。

第2にR‐9、つまりRevolution 業務改革による人件費9億円の削減だ。機械化を進めて業務の合理化を図る。その取り組みの一環として全23店舗でセルフレジ導入を完了させ、レジに関わる人件費の削減を図った。また精肉部門では、チャンスロス・廃棄ロスの削減と店舗での作業時間の短縮を図るため、2024年10月にプロセスセンターを稼働させた。

しかし営業利益率は2.1%にとどまった。

 

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