綿半news|第2Q売上高654億円0.3%増・経常利益7.9%減
綿半ホールディングス(株)(長野県飯田市、野原勇社長)が 2026年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高654億6300万円(前年同期比0.3%増)、営業利益14億4900万円(17.4%減)、経常利益16億4200万円(7.9%減)、四半期純利益11億3500万円(8.5%減)だった。
営業利益率2.2%、経常利益率2.5%。

小売業の売上高は393億0500万円(0.6%減)、セグメント利益は9億5300万円(9.4%減)。
小売事業では、スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販など、多種多様な業態を展開する。
7月には綿半スーパーセンター上田店(長野県上田市)がリニューアルし、資材や加工食品の売場を大幅に拡充した。そのほか、毎日驚異的な低価格で提供する施策「狂安」を実施し、価格と品質の両立にも積極的に取組んでいる。
商品展開の面では、綿半ファームで育てた黒毛和牛「SHINルビー牛」が好調に推移した。また綿半ファームのスマート技術と循環型モデルを採用した次世代養豚施設(長野県筑北村)から、肉質がよく脂肪の口溶けが良い中ヨークシャー種を活用した国内唯一の掛け合わせとなる「幻の三元豚」の出荷を8月から開始した。また、保護犬・保護猫の譲渡会を綿半店舗で継続的に行うなど、地域に根ざした取り組みも引続き展開している。
建設事業の売上高は216億2600円(0.7%増)、セグメント利益は5億3400万円(31.1%減)。建設業では、木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場を展開している。前期に採算性の高いリニューアル物件が集中していた影響で減益となったが、足元の受注及び売上の状況は順調だった。
通期は、売上高1390億円(4.0%増)、営業利益38億4000万円(9.7%増)、経常利益40億円(4.9%増)、当期純利益23億円(10.7%増)を見込む。
