G-7news|第2Q売上高1107億円9.6%増・経常利益7.5%増の増収増益
(株)G-7ホールディングス(兵庫県神戸市、岸本安正社長)が2026年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高1106億5800万円(前年同期比9.6%増)、営業利益30億5700万円(7.1%増)、経常利益32億7500万円(7.5%増)、中間純利益22億3800万円(9.7%増)と、増収増益だった。
営業利益率2.8%、経常利益率3.0%。

セグメント別の経営成績は以下の通り。
車関連事業は、売上高219億3000万円(4.0%増)、経常利益6億2700万円(10.6%増)。
タイヤやメンテナンス商品の拡販、車検整備、車販売に取り組んだ。オイル・バッテリーなどの消耗品やタイヤの販売が堅調に推移した。これに伴うタイヤ取付工賃を中心としたサービス販売も増加し、売上高、利益面ともに前年同期を上回った。
新規出店については、「バイクワールド」をマレーシアに1店舗オープンし、9月末時点の店舗数は 20店となった。
業務スーパー事業は、売上高654億9000万円(11.8%増)、経常利益22億1100万円(3.6%減)。
食料品や日用品が相次いで値上がりするなか、品質のよい商品をお買い得価格で提供する「業務スーパー」が顧客に支持されて販売は堅調に推移したものの、新規出店費用や既存店舗のリニューアルに伴う改装費用、のれん償却費などの増加もあり、利益面では減少した。
新規出店については「業務スーパー」を中部圏に3店舗、近畿圏に1店舗をオープンし、9月末時点の店舗数は219店となった。
精肉事業は、売上高105憶2600万円(4.0%増)、経常損失は0900万円(前中間会計期間は経常損失3800万円)。
原材料価格の高止まりや物流費の上昇が続くなか、安心安全な商品の安定供給に努めたことや新規出店などにより、売上高は前年を上回った。一方、利益面では猛暑の影響により国産豚肉の生産量が減少したことに伴って相場が急騰したほか、消費者の節約志向の影響もあり、経常損失となった。
新規出店は「お肉のてらばやし」を首都圏に1店舗、中部圏に3店舗、近畿圏に1店舗オープンし、9月末時点の店舗数は184店となった。
その他事業は、売上高127億1100万円(13.3%増)、経常利益2億1100万円(18.2%増)。
厳選商品の卸売販売を行う「こだわり食品」が取引先の新規開拓や商材の発掘を行ったことで販売は堅調に推移した。またミニスーパー事業の「リコス」が前年度に不採算店舗を整理したため、売上高、経常利益ともに前年同期を上回った。
通期は、売上高2300億円(7.4%増)、営業利益85億円(19.3%増)、経常利益86億円(15.2%増)、当期純利益57億円(15.4%増)を見込む。
