H2Onews|第2Q売上高3330億円0.5%増・経常利益22.1%減
エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)が2026年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高3330億2400万円(前年同期比0.5%増)、営業利益118億5500万円(21.0%減)、経常利益124億1300万円(22.1%減)、中間純利益69億0900万円(74.5%減)と、微増収、大幅減益となった。
営業利益率3.6%、経常利益率3.7%。

百貨店事業は、売上高870億4200万円(5.7%減)、セグメント利益82億3500万円(34.7%減)。前年、インバウンド売上高急伸の反動、店舗改装に伴う売場閉鎖の影響などによって粗利益減少したことに加え、システム費などの販管費増もあり、減収減益となった。
食品事業は、売上高2085億1800万円(2.1%増)、セグメント利益41億9800万円(13.9%増)。
スーパーマーケットの売上げ好調が継続し、増収増益となった。9月25日開催の取締役会において、2026年4月1日付けで連結子会社のイズミヤ・阪急オアシス(株)と(株)関西スーパーマーケットを合併すると発表した。そして同日、合併契約を締結した。イズミヤ・阪急オアシスが存続会社となり、その商号を「(株)関西フードマーケット」に変更する。
商業施設事業は、売上高185億7000万円(8.4%減)、セグメント利益20億7700万円(2.0%増)。
通期は、売上高6890億円(1.1%増)、営業利益300億円(13.9%減)、経常利益310億円(13.7%減)、当期利益240億円(31.1%減)を見込む。
同社が保有する東宝の普通株式の一部売却により133億円を特別利益に計上する見込みとなったことなどを要因とし、当期純利益は、前回発表予想を上方修正した。
