ノジマnew|第2Q売上高5038億円8.9%増・経常利益61.7%増/増収増益
(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)が 2027年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高5037億5600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益325億4200万円(17.6%増)、経常利益495億0200万円(61.7%増)、中間純利益335億9000万円(72.9%増)と増収、大幅増益となった。
売上高が初めて5000億円を突破した。キャリアショップ運営事業やデジタル家電専門店運営事業、プロダクト事業が好調に推移し、営業利益、経常利益ともに過去最高値を更新した。
営業利益率は6.5%、経常利益率9.8%。

主力のキャリアショップ運営事業では、通信事業者各社が通信と金融サービス (銀行・証券・クレジットカード・決済等) など金融商品の提案を強化している。スマートフォンサポートなど顧客接点の拡充も奏功し、売上高は1879億7900万円(3.0%増)、経常利益は132億円(18.4%増)となり、過去最高値を更新した。
デジタル家電専門店運営事業では、省エネ需要を背景にエアコンなど季節家電が堅調に推移した。一方、8月以降は季節家電の伸びが鈍化し、パソコンも前年の買替え需要の反動により減少した。東京都・神奈川県を中心としたドミナント展開を進めながら、小型店舗の出店や既存店の売場最適化を推進した。売上高は1864億2200万円(17.6%増)、経常利益は129億3400万円(16.0%増)と、ともに過去最高となった。
プロダクト事業では、メモリー市況の高騰や供給逼迫が続くなかでも安定供給を確保した。VAIOブランドでは新サービス「VAIOウェルネスケア」や新機種「VAIO T」「VAIO Twork」を投入し、日経コンピュータ顧客満足度調査のクライアントパソコン部門で2年連続首位を獲得した。売上高は403億0700万円(17.8%増)、経常利益は43億9500万円(39.9%増)で、売上高と経常利益ともに過去最高値を更新した。
サービス事業では、ニフティ(株)のFTTH会員数が初めて120万人を突破した一方、販管費増加の影響で営業利益は減少。売上高は385億8900万円(7.9%増)、経常利益は20億1600万円(38.7%減)。
メディア事業は新たなケーブルテレビ局への提案を行い、新たに約16万世帯への放送サービスの提供を開始した。IP・コンテンツの多層的活用を進めるとともに、「版権管理室」を新設し、保有コンテンツの管理・活用体制を整備した。テレビ広告市場が横ばいのなか、(株)ストリートが組織統合とDXを推進した。あわせてコールセンター運営会社の買収により、テレビ通販のCM制作から顧客対応までを一貫して内製化する体制を構築した。これらの結果、売上高112億7900万円(8.6%減)、経常利益11億0700万円(50.7%増)となった。
海外事業では、シンガポール市場で大型白物家電需要が低迷したものの、高価格帯商品やIT商品の販売が堅調に推移した。売上高は443億2000万円(8.8%増)と過去最高値を更新したが、経常利益は2億0900万円(36.7%減)となった。
店舗数は9月末時点で1299店。内訳はデジタル家電専門店が247店舗、キャリアショップが940店舗、海外店舗が112店舗。
