ベルーナニュース|年商1460億円で大幅増収増益/経常8.3%の絶好調

通販大手の(株)ベルーナ(本社:埼玉県上尾市、安野清代表取締役社長)の2017年3月期決算が発表された。


売上高は1460億8300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は総合通販事業や看護師向け通販事業での増益などにより108億8200万円(30.1%増)と大幅増収増益。また営業外で為替相場の変動による収益を4億1600万円計上したため、経常利益は121億8800万円(71.5%増)、当期純利益は58億0200万円(63.7%増)とこちらも大幅増益となった。

売上高に対する営業利益率は7.4%、経常利益率は8.3%で、無店舗販売事業の高効率性を示している。

主力事業は総合通販事業、専門通販事業、店舗販売事業の3つ。
総合通販事業はネット販売が牽引し、売上高は752億5800万円の7.6%増。セグメント利益は媒体費率や物流費率の改善などから44億7400万円で、32.3%もの増益となった。
専門通販事業では、看護師向け通販事業が好調だった。また輸入商品の通販・卸事業を展開する子会社の丸長丸長(株)が寄与し、売上高は409億9800万円で11.3%増。セグメント利益も27億5200万円で82.9%増と絶好調だった。
店舗販売事業は、新規出店に加え、期中に(株)マイムの株式を取得したことで、売上高は146億1600万円の41.8%増。セグメント利益は4億200万円で144.0%の檄増だった。

百貨店やアパレル専門店が厳しい中、ネット通販は絶好調だ。

来期連結業績は、売上高1600億円、営業利益130億円、経常利益135億円、親会社株主に帰属する当期純利益は88億円と見通す。

検索ワード:ベルーナ 通販 ネット 2017年3月 決算

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