セブン&アイnews|5月の7-11は105%、ヨーカ堂96%・ベニマル103%

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)の主要事業会社の5月の営業が発表された。

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(古屋一樹社長)は、既存店は客数100.3%、客単価101.4%で売上高は昨年同月比101.7%だった。全店ベースでは104.1%。5月末の店舗数は1万9579店で、前月より126店舗の増加となった。

7-Eleven, Incは米国内既存店の商品売上高は104.9%と、こちらも好調。チェーン全体の総売上高はさらに伸長して、111.4%となった。

総合スーパーのイトーヨーカ堂(三枝富博社長)は、既存店売上高96.1%と3.9ポイントのマイナス。客数は95.1%と振るわず、客単価100.7%でも、売上高は昨対をクリアできなかった。全店ベースでも総売上高の合計は95.8%のマイナス4.2%にとどまった。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は既存店が昨対99.4%。客数が101.0%も客単価が98.4%となり、100%をクリアしなかった。ただし、東北・北関東に展開する同社にとって客数こそが最も重要な指標である。首都圏中心のイトーヨーカ堂とは対照的に、客数が昨年をわずかながらも超えている点は、まずまずの成果ととらえることができる。
全店ベースの売上高では、102.5%と3カ月連続で好調に推移している。

そごう・西武は既存店前年比100%で横ばい、全店では前年比93.2%と、こちらは今期に入って3カ月連続で前年をクリアできていない。

デニーズを展開する(株)セブン&アイ・フードシステムズ(小松雅美社長)の5月は、既存店は客単価プラス3.3%増だが客数マイナス6.5%と大幅減で、昨対96.6%。全店売上高も95.6%と、今期初めて前年比マイナスに転じた。こちらは立て直しが急務だ。

検索ワード:セブン-イレブン イトーヨーカ堂 ヨークベニマル そごう・西武 デニーズ

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