ヒマラヤnews|第3四半期は売上高554億円、営業利益81.7%増と業績復調
スポーツ用品チェーン(株)ヒマラヤ(岐阜市、後藤達也社長)の2017年8月期の第3四半期決算が発表された。連結業績は売上高554億0100万円(前年同期比2.7%増)、営業利益6億6400万円(81.7%増)、経常利益7億7500万円(83.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億3100万円(10700万円の四半期純損失)。
連結売上総利益率(粗利益率)は前年より1.2ポイント低下して34.8%だったそして。営業利益率は1.2%、経常利益率は1.4%。
出店・退店は、スポーツ用品の「ヒマラヤ」が7店舗を出店して、19店舗を閉店。スポーツプロショップを展開する(株)ビーアンドディーは2店舗を閉店。5月末時点での店舗数はヒマラヤ111店舗、ビーアンドディー30店舗の計141店舗。総売場面積は25万0347㎡だから、平均1775㎡(538坪)。
商品別にみると、一般スポーツ用品は暖冬影響に加え、主力市場であるサッカー関連商品の動きが弱く、前年同期比100.1%。ゴルフ用品は、98.7%。スキー・スノーボード用品は1月中旬以降の降雪と気温低下から、暖冬の影響を脱し、111.7%。アウトドア用品は、キャンプ用品はタウンユース需要が堅調で、121.0%と引き続き好調。
スポーツ市場は2年連続の暖冬から、ウインタースポーツ用品、一般冬物ウェア・雑貨の販売が落ち込んだ。一方で、健康への意識の高まりにからスポーツ需要は堅調。とくに2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、スポーツ市場は成長するとみられている。
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