コジマnews|3Qはビックカメラ統合効果で売上高2.1%増・経常450%増

(株)コジマ(栃木県宇都宮市、木村一義会長兼社長)は、2017年8月期第3四半期決算を発表した。

2016年9月1日~2017年5月31日までの売上高は1697億1100万円(前年同期比2.1%増)、営業利益10億3000万円(62.3%増)、経常利益15億0500万円(449.5%増)、純利益6億7500万円(前年は純損失2億8900万円)となった。営業利益率は0.6%、経常利益率は0.8%。

品目別売上高は、音響映像商品が296億0400万円(▲2.2%)、家庭電化商品790億4000万円(3.0%増)、情報通信機器商品448億2400万円(1.2%増)、その他商品146億7500万円(10.1%増)。

コジマはビックカメラグループ入りしたことで、その相乗効果を発揮すべく、売場の拡充や専門性の向上を図る。モノからコト軸への提案を進めるために営業教育室を新設して、展示・接客を強化している。

また店頭イベントの開催や、「お客様相談カウンター」の設置、社員が直接顧客宅を訪問する「コジマくらし応援便」サービスを開始するなどより密接な顧客対応に取り組んでいる。

Pontaポイントサービスの開始に続き、2017年4月からは公式携帯アプリによる限定クーポン、チラシ閲覧、来店スタンプサービスなどの販促を展開する。

出店は、東京都西東京市に「コジマ×ビックカメラ 西友ひばりヶ丘店」、千葉県船橋市に「コジマ×ビックカメラららぽーとTOKYO-BAY店」など5店舗。一方、東京都東久留米市の「NEW東久留米店」など3店舗を閉鎖し、スクラップ&ビルドを進めた。2017年5月末現在の店舗数は141店舗。

「コジマ×ビックカメラ店」への転換を進め、新たな店舗網の構築に取り組んでいる。

検索ワード:コジマ 第3四半期 決算

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